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2009年11月14日 (土)

なぜ世界一を目指す必要があるのか? 民主党・蓮舫議員の発言を受けて

蓮舫議員は、なぜスーパーコンピューター世界一を目指すか、わからないそうなのでご説明します。今や、科学の世界は、画期的ないいアイディアがポンポン出てくる時代ではありません。というより、将来性のあるアイディアは、ほぼ出尽くしている感があります。

つまり、将来性のあるアイディアを生かして、世界一を勝ち取ることに、一番大事なことは、お金と人間をつぎ込んで競争に勝つしかありません。

簡単なたとえで言えば、のり巻き長さ世界一のギネス記録を、世界の国々が争っている訳です。たしかに、馬鹿らしくて、一抜けたと言いたくなりますね。

でも、ここに知的財産権=特許料の問題が絡んできます。のり巻きを、500m以上の長さにどうしても必要な機械をある国が開発したとしましょう。特許権を取得して、その国は特許料を1000億円に設定したとします。とても、他の国は特許料が払えなくて、のり巻き作りから撤退します。

さて、スーパーコンピューターの開発に話を戻します。開発を通して、新しい半導体とか、ソフトウェアの特許権が取れる可能性が高いことは、蓮舫議員にもわかると思います。もし、開発競争に負ければ、これらの特許権は、外国の企業が持つことになります。

すると、高性能の新しいパソコンを作るために、日立、富士通、NECと言った日本の企業は外国企業に特許料を払わなければなりません。高すぎて、払えない会社は、パソコン事業から撤退します。つまり、工場の閉鎖、リストラの嵐です。民主党の支持母体、連合がよく、蓮舫議員の発言を見逃してくれましたね。キレキャラが、怖いからでしょうか? まあ、エコカーの開発を怠けていたGMやクライスラーみたいに、日本の電機メーカーがどんどん破産します。

本当は、特許権には、南極条約のような新しい世界的なルール作りが必要なのです。そうしないと、軍拡競争みたいに、財政が破たんする国がいっぱい出てきます。

最後に、蓮舫議員に。どうして、参議院が必要なのですか?衆議院だけで十分だと国民の多くは思っています。皆が納得できる説明をしてください。

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経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

僕も、彼女が、いわゆる政治家たちがよく使う

観測気球を上げた可能性は十分だと思います。

それがわかっているから、あの立花隆氏が反論しないし、

ノーベル賞科学者が続々参戦します。

おかげで、仕分け作業への世間の注目が、

グーンとアップしました。

蓮舫は、説明する機会を与えたわけです。
そのチャンスを活かすかどうかは、答える人次第です。

彼女の見識を想像すれば、世界一を目指す意味は十分に理解したうえでの質問と捉えるのが自然でしょう。

kubinagaさんへ
蓮舫さんは、参議院の議員さん。来年、夏の参議院選前に、絶対、子供手当を支給したいわけです。
だから、子供手当の財源が欲しくて、あんな発言をしてしまったのでしょう

初めましてKubinagaと申します。火山の化学系やってます。スパコンの仕分け評価への評価、まったく同感です。私は地学の議論の半分ほどしか見ていなかったので、引用させていただいております。

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